島田 真千子 Machiko Shimada (ヴァイオリン)

<公演後コメント>
ローム ミュージック フェスティバル2019に出演させていただけましたこと、心から感謝申し上げます。リハーサル時から本番まで、すべての環境を整えていただき、音楽だけに集中することができました。ローム ミュージック ファンデーションの皆様やすべてのスタッフの皆様にご高配をいただきましたお蔭です。メンデルスゾーン8重奏では、懐かしい同世代との再会や、若い奏者との出会いの場を与えていただき、また、他公演の演奏家の方々とも貴重な交流ができ、かけがえのない時間でした。今回は、室内楽としてのアンサンブルやバランスを大切にしつつも、一人ひとりや音色が客席まで伝わるように、8人でありとあらゆる試行錯誤をしながら音楽づくりをしました。その過程でどんどん絆が深まり、本番では一丸となれたような気がしております。素晴らしい機会を与えていただきました御恩を、今後も音楽でお返しできますよう努力していきたいと、改めて身が引き締まる思いです。ありがとうございました!

<出演にあたってのコメント>
奨学金のご支援をいただき、ドイツのデトモルトに6年間留学していた際に、何度もライプツィヒを訪れました。メンデルスゾーンハウスで作曲家自身の髪の毛や弾いていた楽器、自筆譜や描いた水彩画を見たり、トーマス教会の静寂の中に佇み、憧れのバッハやメンデルスゾーンの魂に触れたような気持ちになり、感性が研ぎ澄まされました。当時から最も好きな作曲家の1人であったメンデルスゾーンの作品を、ローム ミュージック フレンズという絆で結ばれた仲間と共に演奏させていただけますこと、とても幸せです。コンサートの日を心待ちにしております!