須田 祥子 Sachiko Suda (ヴィオラ)

<公演後コメント>
ローム ミュージック フェスティバル2019を終えて
この度、ご縁があってローム ミュージック フェスティバルに参加させていただきました。 もう20年以上の付き合いになる同級生をはじめ、学生のころから尊敬していた先輩や仕事で度々会う後輩、そしてまだ現役の学生生活を送りながらのイキのいい若手など多岐にわたるメンバーでのコンサートということで、どんな音が出るのか、どんな音楽になるのかとリハーサルの前からとても楽しみにしていました。8重奏ということで、各自の個性や音楽、音、曲に対するイメージなど8通り存在するわけで、室内楽のなかでも最もアンサンブルや曲づくりが難しいものだと思います。全員の音を聴き取ることすら難しい!とはいえ、本当に素晴らしいメンバーに恵まれ、最初の音が出た時から幸せな気分になりました。リハーサルから本番まで、ついつい嬉しくなって笑ってしまったのも事実です!お互いの良さを尊重しつつ、各自の個性を生かしつつ、最高のパフォーマンスをできたのではないかと自負しています。また、ローム様、スタッフの方々の手厚いサポートにも助けられました。われわれ演奏家はたくさんの方々のあらゆる支援があってこそ成り立つ仕事です。若いころにオペラを充実した環境で勉強させていただいた上、このような素晴らしい環境でのコンサートさせていただき、本当に幸せです。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも初心を忘れず、少しでも多くのお客様に喜んでいただけるような音楽家に成るべく精進します。またいつの日かこのフェスティバルに参加できることを心待ちにしています。本当にありがとうございました!

<出演にあたってのコメント>
この度、ご縁があってローム ミュージック フェスティバル2019に参加させていただくことになりました。
8人のソリストのための曲であり、最大規模の室内楽であり、しかしそれでいて最小編成の弦楽合奏のようなメンデルスゾーンの八重奏曲。大好きなこの曲を素敵な先輩・後輩そして学校は違いますが同級生と共演できることが、いまから楽しみでなりません!
一夜限りの共演に向け、共演者の皆さんがどんな演奏をするのか想像が広がります。 会場にいらっしゃる全てのお客様に喜んでいただけるように、私も全力で楽しみたいと思います!