吉田 誠 Makoto Yoshida (クラリネット)

<出演にあたってのコメント>
この度はローム ミュージック フェスティバルに再び出演させていただけることを大変嬉しく思っております。皆様にはパリ国立高等音楽院とジュネーヴ高等音楽院での留学に加え、一時帰国中には音楽セミナー指揮クラスで小澤征爾先生と湯浅勇治先生のもとで指揮を学ばせていただき、長きに渡る惜しみないご支援を賜り、心から感謝しております。
専門のクラリネットにおいては、フランスとスイスで素晴らしい先生のもとで学ばせていただいたことは大きな糧となり、日欧でリサイタル、室内楽をさせていただく際にも常に大きな影響を感じずにはいられません。また指揮を学ばせていただいたことにより大作曲家のあらゆる年代の作品を深く探求することができ、音楽活動に大きな気づきや生涯に渡る課題が明確になりました。
初めて共演させていただく、素晴らしいローム ミュージック フレンズの皆様とクラリネットのマスターピースであるクラリネット五重奏曲を、大好きな街・京都で、そして美しいロームシアター京都で演奏させていただくことが楽しみでなりません。

©Aurelien Tranchet