2024年4月以降の活動報告(進藤 実優さん)
進藤 実優さん/Ms.Miyu Shindo
(専攻楽器ピアノ/piano)
[ 2024.11.22 ]
ハノーファー音楽演劇メディア大学
2021・23年度ロームミュージックファンデーション奨学生の進藤実優です。
長きに渡り多大なるご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
今回は2024年4月以降の活動報告を書かせて頂きます。
<マントン音楽祭(フランス)にて、同じく出演者のBeatrice Rana と>
今夏は7/7 愛知県 大府市でのコンサートに始まり、たくさんの曲を準備・演奏致しました。
8/21 は東京芸術劇場にて、大井剛史先生&読売日本交響楽団の皆様と、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏させて頂きました。
全体の構成感を見失わず、常にオーケストラとアンサンブルでいられるよう、意識しました。
リハーサルから熱く盛り上げてくださり、心の底から楽しんで演奏する事が出来ました。
<大井先生&読売日本交響楽団の皆様とチャイコフスキー協奏曲第1番のゲネプロ>
9月は2週間程フランス・スイスに滞在しておりました。
前半に出演したレ・サーブル=ドロンヌ音楽祭では、シューベルト 幻想曲(連弾)やラヴェル マメールロワ(連弾)、シューマン ピアノ5重奏など室内楽を中心としたレパートリーを演奏致しました。
<レ・サーブル=ドロンヌ音楽祭>
その後ナントの近くにあるプレイサ(フランス)、そしてスイスにて2つのリサイタルを行いました。
特にスイスでのコンサートは、90分のプログラムを2つ用意しなければならず、全てを終えるまでとても緊張していました。
ですが、あたたかい主催者とお客様に迎えて頂き、最後にはスタンディングオベーションも頂きました。
<プレイサ(フランス)でのリサイタル>
10月頭には今夏最後のコンサートが名古屋であり、現在は留学先のハノーファーに戻っております。
ヴァルディ先生は、潜在的に自分が弾きにくいと感じていた場所を指摘してくださり、新たな奏法を提案してくださいます。
レッスンはいつも驚き・気づき・学びがあります。
このような経験をさせて頂けるのも、ひとえにロームミュージックファンデーション様のあたたかいご支援のおかげと実感しております。
最後になりましたが、貴重な学びを2年間支えてくださり、本当にありがとうございました。