日本での学び(五十嵐 健太さん)
五十嵐 健太さん/Mr. Kenta Igarashi
(専攻楽器サクソフォン/Saxophone)
[ 2025.02.7 ]
東京音楽大学 大学院
ロームミュージックファンデーション奨学生の五十嵐健太です。
2024年9月から奨学金をいただいていることに、心より感謝申し上げます。
このような素晴らしい機会をいただき、大変光栄に思っております。
<「DYNAMIC賢者の音Ⅲ」の看板と>
2024年4月に東京音楽大学大学院に進学し、多くの学びを得ております。
授業ではプログラムノートの書き方やレッスン指導法を学び、波多江先生の個人レッスンでは、フランス曲や日本曲の演奏法を深く学ぶことができました。
これらの経験は、私の音楽活動に大きく役立っています。
<二コラ・アルセニエビック氏のレッスン後>
また、授業以外にもさまざまな演奏会に参加し、非常に充実した時間を過ごしています。
11月には山口市で「DYNAMIC賢者の音Ⅲ」に出演し、サクソフォンリサイタルやカルテット、吹奏楽と共演しました。
初めて訪れた山口市では、日本の美しい文化に触れ、貴重な経験を得ることができました。
この演奏会での経験は忘れられないものとなりました。
<「DYNAMIC賢者の音Ⅲ」>
12月にはNHK交響楽団のエキストラとして、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)を演奏しました。
初めての経験でしたが、大変緊張すると同時に、多くの学びを得ることができました。
また、同月には「デュオ健太」として、素晴らしいサクソフォン奏者である斎藤健太さんと共に2回目の演奏会を行い、大きな成果を得ることができました。
さらに、東京佼成ウインドオーケストラのエキストラとして、東京都、京都府、石川県、富山県、山梨県での演奏会に参加する機会をいただきました。
これを通じて日本各地の文化や風景に触れることができ、大変有意義な時間を過ごしました。
<NHK交響楽団でムソルグスキー 展覧会の絵(ラヴェル編曲)を演奏した後>
このように日本で学び、演奏活動を続けられるのは、ロームミュージックファンデーションのご支援のおかげです。
深く感謝申し上げるとともに、これからも学業と演奏活動の両立に努め、さらに努力を重ねてまいります。