奨学生レポート RMFレポート ミュージックサロン インタビュー

〜1年を振り返って〜(重森 光太郎さん)

重森 光太郎さん/Mr. Kotaro Shigemori
(専攻楽器ピアノ/piano)

[ 2025.03.11 ]

パリ・エコールノルマル音楽院、桐朋学園大学ソリストディプロマコース

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の重森光太郎です。
留学生活も2年が経ち、昨年よりも環境にも慣れ日々充実した生活が送れております。

 

<Rena Shereshevskayaクラスコンサート>

 

 

僕は、第3課程(アーテイストディプロマコース)におり、主にレッスンがメインですが、授業も自分で選択して取ることもできます。

やはり、時間にはゆとりができ、思う存分ピアノと向き合うことができるので、その間、多くのレパートリーを増やすこともでき、いろんな作品と向き合える喜びを感じています。

 

また、練習の合間、美術館に行ったりコンサートに足運ぶのも、僕にとって刺激になることが多く、晴れた日には、セーヌ川をお散歩したりなど、イマジネーションを高める時間も大切にしています。

 

<新ノートルダム大聖堂>

 

 

そして嬉しいことに、日本でも幾つか演奏会の機会を頂いており、日々成長した姿を、皆様に聴いて頂くこともとても喜びを感じています。

同時に桐朋学園にも在籍しているので、その折は、日本で師事していた先生に、留学で培った姿を見て頂くことや、試験もあり、いいバランスで勉強できております。

 

<日本でのリサイタル(愛知県にて)>

これも、応援してくださる皆様を初め、ロームミュージックファンデーションの多大なるご支援のおかげです。

 

今後も感謝の気持ちを忘れず、自分が目指す音楽家になれるよう、前向きに一生懸命精進してまいります。
この1年本当にありがとうございました。

 

<Philharmonie de Parisでのコンサート>