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大学院最終秋学期(五十嵐健太さん)

五十嵐 健太さん/Mr. Kenta Igarashi
(専攻楽器サクソフォン/saxophone)

[ 2025.12.5 ]

東京音楽大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の五十嵐健太です。
東京音楽大学大学院での最後の秋学期が始まり、3か月が経ちました。

この間、多くの貴重な経験を積むことができました。

本活動はすべてロームミュージックファンデーション奨学金のご支援あってこそのものであり、心より感謝申し上げます。

 

<ミシャ氏より献呈された新作協奏曲の世界初演にて>

 

2024年度に続き、2025年度もご支援いただけることは大きな励みとなっております。

9月13日には、ジャン=ドニ・ミシャ氏による私のための新作協奏曲を世界初演し、大変光栄な経験となりました。
10月4日には、初めて東京交響楽団の客演として《ボレロ》を師匠の波多江史朗先生と共演し、多くの学びを得ました。

 

<M. ラヴェル《ボレロ》共演後、波多江史朗先生とともに>

また10月28日には、2年間準備してきたB→Cリサイタルに出演し、非常に重要な公演を無事終えることができました。

この期間には東京佼成ウインドオーケストラでの演奏経験も重ね、実践的に成長できたと感じています。

 

大学院での学びも非常に充実しており、波多江先生のレッスンでは、B→Cの準備に加えて、オーケストラ作品にサクソフォンが登場するレパートリーを集中的に学びました。

波多江先生は長年多くのシンフォニーオーケストラで演奏されており、その豊富な経験に基づく具体的なアドバイスは、サクソフォンが登場する機会の少ない分野だからこそ大変貴重で、毎回新しい発見があります。

今後も継続して学び、1月の修了リサイタルに向けて準備を進めてまいります。

 

<B→Cリサイタルにて(ピアニスト:エミィ・トドロキ・シュワルツさん)>

 

講義もどれも興味深く、学びの多い時間でしたが、中でも特に印象に残ったのは、チューリッヒ芸術大学教授ラース・ムレクシュ氏の来校とマスタークラスです。

幸運にも個人レッスンを受ける機会に恵まれ、非常に深い内容で、今後の音楽活動に大きな影響を与えるものでした。

修了まで残りわずかですが、学生としての日々を大切にし、社会人としての次のステップに向けて準備を進めてまいります。

 

 

<ラース・ムレクシュ氏とともに>