京都・国際音楽学生フェスティバル 特別公演&公開レッスン
京都・国際音楽学生フェスティバル 特別公演&公開レッスン
公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーションは、「京都・国際音楽学生フェスティバル 特別公演」を開催いたします。
「京都・国際音楽学生フェスティバル」では、世界を代表する音楽学校の学生が京都に集い、多様な演奏を披露してきました。音楽を通じた国際交流と若い音楽家の育成を目的に1993年より開催しており、これまで20か国 総勢2,646名が参加しています。
今回は特別公演として、2004年にオーストリア代表の音楽学生として参加し、現在はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして世界で活躍するチェリストのシュテファン・コンツ氏を迎え、コンツ氏の盟友であるクリストフ・トラクスラー氏(ピアノ)とのデュオ・リサイタルをお届けします。コンツ氏の編曲作品を含めた特別なプログラムをお楽しみください。
また、京都市立芸術大学にて行う出演者による公開レッスンの聴講生も募集します。
概要
《特別公演》
■開催概要
タイトル: | 京都・国際音楽学生フェスティバル 特別公演 Kyoto International Music Students Festival -Special Concert- |
日時 : | 2024年12月8日(日) 14:00開演(13:30開場) |
会場 : | 京都府立府民ホール アルティ (京都市上京区烏丸通り一下ル) |
チケット: | 1,000円<全席指定> ※未就学児入場不可 |
出演者 : | シュテファン・コンツ(チェロ)、クリストフ・トラクスラー(ピアノ) |
主催 他 :
|
主催/公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション、協賛/ローム株式会社 協力/京都府立府民ホール アルティ/α-STATION エフエム京都 |
■プログラム
F.シューベルト | :アルペジオ―ネ・ソナタ イ短調 D.821 |
D.ポッパー | :演奏会用ポロネーズ Op.1 |
B.バルトーク(S.コンツ編) | :トランシルヴァニアの踊り |
L.v.ベートーヴェン | :チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 |
J.ブラームス | :チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 |
《公開レッスン》
■開催概要
日時 | :2024年12月9日(月) 10:00~14:30 (9:30開場) |
会場 | :京都市立芸術大学(*堀場信吉記念ホール/中合奏室) |
講師 | :シュテファン・コンツ(チェロ)、クリストフ・トラクスラー(ピアノ) |
受講生 | :京都市立芸術大学 在学生 |
聴講料 | :500円 |
募集人数 | :先着50名 ※未就学児入場不可 |
*会場側の都合により、開催場所が一部変更になりました。―詳しくはこちら―
《出演者プロフィール》
■シュテファン・コンツ(チェロ)
ソリスト、室内楽奏者、作・編曲家、指揮者、そしてベルリン・フィルの楽団員としても活動しているシュテファン・コンツ。その活動の幅広さは同世代の音楽家たちの中でも特に注目を集めており、近年ではフィルハーモニア管弦楽団(ロンドン)、ミュンヘン放送管弦楽団、ミュンヘン交響楽団などを指揮するとともに、ソリストとしても出演した。
これまでに、レオニダス・カヴァコス、ジャニーヌ・ヤンセン、アントワン・タメスティ、トーマス・ハンプソン、ルドルフ・ブッフビンダー、エマニュエル・パユなどと共演。また、ドイツ・グラモフォンとソニー・クラシカルから多くの録音をリリースしており、2022年にはダニエル・オッテンザマー(クラリネット)、クリストフ・トラクスラー(ピアノ)とによる7枚組CD「ザ・クラリネット・トリオ・アンソロジー」を発表した。
シュテファン・コンツは「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」のメンバーで、「フィルハーモニクス」のチェリスト兼編曲者でもある。(フィルハーモニクスとはウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーで構成されるアンサンブルで、スタイルの違いを超えた活動に2018年オーパス・クラシック賞が授与された。)また、レイ・チェン、ノア・ベンディックス=バルグリー、アミハイ・グロスとの弦楽四重奏プロジェクト「メイド・イン・ベルリン」のメンバーとしても活動している。
コンツが作・編曲した作品の多くは、ベルリン・フィル、ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、レオニダス・カヴァコス、ジャニーヌ・ヤンセン、ルノー・カプソン、レイ・チェン、アントワン・タメスティ、トーマス・ハンプソン、アンドレアス・オッテンザマー、エマニュエル・パユなど、主要オーケストラや著名アーティストによって演奏・録音されている。
■クリストフ・トラクスラー(ピアノ)
クリストフ・トラクスラーはソリスト、室内楽奏者、指導者として活躍しているオーストリア出身のピアニスト。世界中の主要コンサートホールで演奏しており、その多様なスタイルと情熱的な演奏は高く評価されている。
近年の活動として、豊田市コンサートホールでベートーヴェン:ピアノ協奏曲の演奏、マンフレッド・ホーネック、シュテファン・ヴラダー、マイケル・バレンボイム、トーマス・ハンプソンとの共演、そしてヴェルヴィエ音楽祭、グシュタード・メニューイン音楽祭、ラインガウ音楽祭などでの出演が挙げられる。
アンサンブル「フィルハーモニクス」のメンバーとして、またレコーディングアーティストとしても活躍するトラクスラーは、ドイツ・グラモフォンとソニー・クラシカルから多くの録音をリリース・また、ウィーン・フィルにオーケストラピアニストとして定期的に招かれており、2022年には権威あるウィーン国立音楽大学の教授に就任した。