ローム ミュージック ファンデーションは、
音楽を通じて豊かな文化を作ることを目指しています。

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ローム ミュージック フレンズの活躍

1991年の設立以来、ローム ミュージック ファンデーションはこれからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートしています。支援してきた多くの奨学生の方々が、「ローム ミュージック フレンズ」として、共に多くの方々に音楽を届ける仲間となり国内外で活躍しています。

川﨑 翔子 (Syoko Kawasaki)

ピアノ/piano  (奨学金受給年度 2009,2010,)

プロフィール及び近況

ポッリーノ国際コンクールで優勝、イタリア地元紙などで絶賛され、コンクール優勝記念リサイタルは現地でテレビ放映される。その他、マッサローザ国際コンクール、Musikpreis des Kulturkreis Gasteig、安川加壽子記念コンクールをはじめとする国内外の数々のコンクールにおいて優勝、入賞。日本音楽コンクール入選。主なCDに「クロイツァーの記憶」、「VISIONS I -Dream (夢幻)- 」。東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。同大学院にて博士号を取得し博士課程修了。ミュンヘン国立音楽演劇大学、ルードヴィヒ・マキシミリアン国立大学(バイエルン州演劇アカデミー併設)にて後進の指導にあたりながら、日本とドイツを拠点に国際的に演奏活動を展開している。

奨学金給付期間中の思い出

ヨーロッパに趣き、サマーセミナーに参加したり、実際に先生のお宅に伺って素晴らしい著名な先生の教えを受けることができた。また、同時期に現地で行われた国際コンクールに参加し、海外からの参加者の演奏から刺激を受けたり、ヨーロッパの伝統あるオーケストラのコンサートに足を運び、とても有意義な経験を得ることができた。東京藝大博士課程で研究中の論文テーマに関する文献、楽譜、海外における先行研究の論文等、資料の収集に精を尽くした。また、有益な情報が揃うヨーロッパの財団に足を運び、研究家の話を聞いたり、その場で作曲家の自筆譜やメモ等を閲覧し、論文作成の大きな手がかりをつかむことができた。

これまでの奨学生のご紹介

1991年の設立から現在まで支援してきた奨学生のプロフィールや奨学生当時の思い出など