ローム ミュージック フレンズの活躍

東京音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程に全在籍期間を特待生として在籍し首席総代で修了。博士課程での研究が極めて学術性の高いものと評価され、「優秀賞」付きで日本初となるファゴットでの音楽博士号を取得する。その後も、同大学アーティスト・ディプロマコースの特別特待奨学生として研鑽を積む。在学中には、瀬木芸術財団およびドイツ学術交流会（DAAD）の奨学生としてベルリンへ留学。第21回東京音楽コンクール第1位および聴衆賞受賞、第31回宝塚ベガ音楽コンクール第2位受賞。これまでに、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団などのオーケストラとソリストとして共演。室内楽奏者、オーケストラへの客演、レクチャーコンサートなど、演奏家として多方面にわたり活動の幅を広げている。また、文部省所管の日本学術振興会の科学研究費補助金にファゴット奏者として史上初めて採択されるなど、研究者としての活動にも勤しんでいる。2024年より東京音楽大学助教。博士（音楽）。