【無料アーカイブ配信中】Kyoto × Classics Vol.9 京都国立近代美術館 ~京都画壇の印象から生まれる二人の新たな音楽~
RMFレポート
[ 2023.11.28 ]
2023年11月20日に京都国立近代美術館にてライブ配信いたしました「Kyoto × Classics Vol.9 京都国立近代美術館~京都画壇の印象から生まれる二人の新たな音楽~」の無料アーカイブ配信を実施中です!
今回はローム ミュージック フレンズの向井響さん、向井航さんの二人が同じテーマに沿って作曲した作品を演奏しました。
作曲のテーマは京都国立近代美術館にて2023年10月から12月にかけて開催されている「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」で展示される3つの作品となっており、演奏はローム ミュージック フレンズによるフルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのソロやアンサンブル、ナビゲーターは森口博子さんお届けしました。
<終演後>
今回の作曲を行ったのは、向井響さん、向井航さんの双子作曲家です。
もし双子の作曲家が、同じ作品を基に作曲したらどのような音楽が生まれるのか…そんな素朴な疑問から始まったこの企画。
配信では、今回テーマにした作品である、岡本神草《口紅》、金田和郎《水蜜桃》、土田⻨僊 《海女》を前にしながらそれぞれがどのような印象を持ち作曲を行ったのかを解説してもらいながら、演奏をお楽しみいただきました。
<岡本神草《口紅》の前でお話を伺う森口博子さんと語る向井響さん、向井航さん>
今回は合計6曲を、八木瑛子さん(フルート)、大江馨さん(ヴァイオリン)、水野優也さん(チェロ)、リード希亜奈さん(ピアノ)のソロやアンサンブルで披露しました。
それぞれの作曲家の個性が出た作品となり、それを奏でる演奏も素晴らしいものでした。
ぜひアーカイブ配信もご覧ください!
Kyoto × Classics Vol.9
京都国立近代美術館
~京都画壇の印象から生まれる二人の新たな音楽~
撮影日時:2023年11月20日(月)
視聴場所:ローム ミュージック チャンネル
https://curtaincall.media/archive/detail/c8f82870-7874-11ee-8f6f-1fab4e6b663a
演奏場所:京都国立近代美術館
出演:
・作曲/向井 響(2019、2020年度奨学生)
・作曲/向井 航(2019、2020年度奨学生)
・フルート/八木 瑛子(2018、2019年度奨学生)
・ヴァイオリン/大江 馨(2014、2015年度奨学生)
・チェロ/水野 優也(2017、2018年度奨学生)
・ピアノ/リード 希亜奈(2020、2021年度奨学生)
・ナビゲーター/森口 博子
曲目:
◆日本画 岡本神草《口紅》(1918 年) 印象による
・向井響 /「口紅」フルートソロのための 2023
・向井航 / 紅差す乙女 ヴァイオリン独奏のための 2023
◆日本画:金田和郎《水蜜桃》(1917 年) 印象による
・向井響 / 「水蜜桃」ピアノトリオのための 2023
・向井航 / 百の音 チェロとピアノのための 2023
◆日本画:土田⻨僊 《海女》(1913 年) 印象による
・向井響 / 「青の鼓動」 フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための 2023
・向井航 / おどり子 III -海を舞うおどり子達-フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための 2023
※曲目は変更になる場合がございます。
主催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
共催:京都国立近代美術館