奨学生レポート RMFレポート ミュージックサロン インタビュー

夏から秋を振り返って(福田 麻子さん)11/30

福田 麻子さん/Ms. Asako Fukuda
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2023.12.1 ]

東京音楽大学大学院

2023年度ロームミュージックファンデーション奨学生の福田麻子です。
日頃より、多大なるご支援を賜り誠にありがとうございます。

今年の夏はフランスの音楽祭に参加しました。コロナ禍になって以降初めての海外でしたので、刺激的な経験になりました。

 

<フランス、アルザス地方Rouffachの景色>

 

 

湿気の無いヨーロッパで過ごす夏は久しぶりで、とても心地よく、同時に楽器の鳴りが豊かに変化した事に驚きました。

音楽祭期間中は、マスタークラスの他にオーケストラや室内楽のコンサートもありました。

沢山のレパートリーに挑戦し、大変充実した時間を過ごすことができました。

 

毎晩のようにコンサートを聴きに出かけた他にも、皆で花火を見たり、ハイキングに出かけたりと、すっかり夏を満喫しました。

 

<コンサートが行われた美しい造りの教会>

 

世界中の様々な国からの参加者と一緒に演奏したり会話をしたりする事で多様な価値観に触れることができて、人間としての視野がとても広がったように感じます。

 

<音楽祭の参加者の皆と>

 

 

10月には久しぶりに大きなリサイタルをさせていただきました。

 

<共演者の吉武優さん、兄の福田俊一郎と>

 

これまで自分が大切に演奏してきたレパートリーと、後半には兄の福田俊一郎とのデュオも演奏しました。
ヴァイオリンのデュオの演奏は久しぶりでしたが他の編成とは異なる魅力があり、これからもレパートリーを増やしていきたいと思いました。

 

 

これからも真摯に音楽と向き合って参りたいと思います。